今、呪術廻戦を読んでいる筆者が一番の謎と考えている事。
それは、『虎杖は相手に自分への好意的な記憶を捏造する事が出来るのではないか?』です。
この記事では筆者を含めた呪術廻戦の読者たちが疑問を持っている、
・虎杖の術式はどのようにして刻み込まれたのか?
上記について解説しています。
この記事を読んでいただければさらに呪術廻戦と主人公である虎杖に対する知識を深めていただけるので、より一層「呪術廻戦」を面白く読むことができるようになります。
それではどうぞお楽しみください!
※この記事には「呪術廻戦」の重大なネタバレが含まれています!ご注意ください!
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【呪術廻戦】存在しない記憶は虎杖の術式?なら何故習得した?を解説!
呪術廻戦の最新の展開で存在しない記憶が様々な憶測を呼んでいます。
呪術廻戦を読んでいる読者の多くは現在、実は一つも術式が使えなかったはずの虎杖が対象に対して何らかの術式により無意識に自分と友好的な記憶を捏造しているのではないか?
という仮説を立てて様々な要素を考察し始めています。
というか今更だけど東堂と脹相の存在しない記憶ってやっぱ虎杖が関係してるよね?(最初東堂に関してはそういうやつだから妄想かなって思ったw) 虎杖の術式みたいな感じなのかな…?#呪術廻戦 pic.twitter.com/6B6k6oo5Fq
— りぃ@トガちゃん推し (@togachan_1350) November 6, 2020
対象の相手は東堂と脹相といういずれも強力なキャラクター達です。
強キャラに対して術式を付与しているとしたら非常にチートに近い能力とも考えられます。
それではこの「存在しない記憶」が一体どのようにして話題となったのか解説していきます。
「存在しない記憶」の初確認は呪術廻戦5巻35話
一番初めに「存在しない記憶」という単語が出現したのは、呪術廻戦5巻35話『京都姉妹校交流会ー団体戦ー②』でした。
虎杖と東堂の戦闘中に突如、東堂の脳内へ存在しないはずの虎杖との好意的な記憶が溢れ出したのです。
この時は東堂は初登場の新キャラクターであり、記憶の捏造は誰もが藤堂というキャラクターのコミカルな一面なんだと捉えていました。
来週の呪術廻戦は存在しない記憶#呪術廻戦 pic.twitter.com/UWJwaSNc2F
— ヨウヤットルヒラタカミムシ (@yoyattoru7) January 15, 2021
存在しない記憶は虎杖と脹相が兄弟だから発生した可能性が高いので、一周回って東堂がクソやばい
w#呪術廻戦 pic.twitter.com/7twGunOqte
— ソノ@呪術廻戦本誌の考察 (@jujutsu_sono) January 4, 2021
しかし、その後の展開でこの見解が一変する事態が起きます。
「存在しない記憶」の再確認は呪術廻戦12巻105話「渋谷事変㉓」!
多くの読者が衝撃を受けたのが呪術廻戦12巻105話の最後の1ページ。
渋谷事変にて虎杖が脹相との戦闘で窮地に追い込まれた時の事です。
瀕死の虎杖に対して「まだ息があるな」とトドメを刺そうとする脹相でしたが、105話の最終ページで突然苦しみだしたかと思うと、最後の1コマに「存在しない記憶」という単語が現れます。
そして、106話であり得ないはずの虎杖と脹相たち三兄弟の団欒シーンが登場します。
3.※
存在しない記憶で、悠二が弟という
洗脳をかけられて汗かきまくりの
脹相です。好きになるしかない。 pic.twitter.com/0VOnjUpLf8— のあ猫(存記の話しかしない) (@noaneco1211) November 9, 2020
存在しない記憶が
マジで存在しない記憶だったww#呪術廻戦 pic.twitter.com/5jU2dQKz5P— ショク (@F66875n1) May 17, 2020
ここで読者たちは明らかに何かがおかしい事に気付いたはずです。
そして、もしかすると東堂に虎杖との記憶が生まれたのは東堂のギャグ的センスではなく、
虎杖によって捏造された記憶なのではないかという説が浮上してきました。
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「存在しない記憶」は虎杖の術式なのか?術式ならどう習得した?
結論から言うと、虎杖の術式である可能性は非常に高いです。
しかし、作中ではまだこの存在しない記憶について詳細な説明はされていないため、可能性としては大きく二つの可能性が考えられます。
・虎杖が無意識に手に入れた自分自身の術式
・誰かが虎杖を守るために虎杖へ付与した術式
虎杖が無意識に手に入れた自分自身の術式説
宿儺の術式が刻まれる→刻まれない
虎杖が指のレーダーになる→ならない
封印されても何とかなる→一般人・呪術師大勢死亡うーん、五條悟、無能!w pic.twitter.com/nER2CjqRjS
— 朋木 (@KaorugaDaisuki) October 12, 2020
すくなさんも分かってないし
虎杖に術式が無いってのは五条の六眼の見立てだからなーどうなっちゃってんだよもう! pic.twitter.com/sLPdvIqco0
— ラプラス (@ZLKjg2Xx7Or62Ei) May 18, 2020
誰かが虎杖を守るために虎杖へ付与した術式説
これについては虎杖の過去、両親など細かい設定が未だに判明していない部分を根拠としています。
虎杖は一般人から呪術の世界に飛び込んだ流れではありますが、高い身体能力に宿儺(すくな)の器としての素養など、現在明らかになっている部分だけでも不可解な点が幾つか存在しています。
そして、ネット上で有力な説としてささやかれているのが、1話に登場していた虎杖の祖父が呪術師である説です。
これはかなり穿った推測ではありますが非常に面白く、死の間際に虎杖の祖父が「呪言」によって虎杖に呪いを付与していると一部ファンは推測を立てています。
#呪術廻戦 #wj23
今週「相手に存在しない記憶を生み出すのが虎杖の生得術式説」考察されていて皆すごい~~って読んでいるんだけど、そういえば1話でこんな遺言あったなってふと思い出した
「大勢に囲まれて死ね」を拡大解釈すると「皆の記憶に残れ」になる……??(無理矢理か) pic.twitter.com/d0RaJqMNoP— 朝ごはんはヨーグルト (@kisyouharokuji) May 11, 2020
実は虎杖の祖父は交流を避けて生活していたような描写が行われています。
普通に生活していてご近所付き合いなどを避けるのは、内気で他者とのコミュニケーションを好まない人物ではあり得る話ですが、虎杖の祖父はそのようなキャラクターには見えません。
という事は虎杖祖父は意図的に他人との交流を避けていた可能性があります。
ここから推測すると虎杖の一族は乙骨と同様に、何かしらの由緒ある一族の末裔だったのではないでしょうか?
もしかすると宿儺(すくな)の子孫である可能性もあります。
それを世の中から隠して生活をしていた結果、虎杖祖父には他人との交流が無かったのかもしれません。
そして、死の間際に孫への愛から強力な呪いを虎杖に付与したとしたら、確かにこれは一つの納得のいく説だと思いませんか?
0巻の主人公である乙骨憂太は三大怨霊の一人『菅原道真公』の子孫であった事もあり、愛と執着心から婚約者の怨霊を特級レベルの怨霊にまで育て上げてしまいます。
この事からも虎杖祖父の孫に対する愛が虎杖に強力な呪いを術式として付与したのかもしれません。
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まとめ「【呪術廻戦】存在しない記憶は虎杖の術式なのか?」
結論としては存在しない記憶が虎杖の術式なのかはまだ不明です。
しかし、現在すでに判明している要素から以下のような仮説が考えられます。
・「存在しない記憶」は虎杖に何者かが付与した術式である。
・虎杖祖父の強い愛という呪いが虎杖に強力な術式を付与している。
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