「呪術廻戦の祈本里香っていったい何者?」
「呪術廻戦本編で見当たらないけど祈本里香ってどこで登場するの?」
この記事はそんな皆さんに向けて、
・祈本里香の生い立ち
・祈本里香の能力
・祈本里香の純愛
上記をテーマにした記事です。
この記事をお読みいただけば祈本里香が何者なのかを知り、呪術廻戦の世界をさらに深く理解できるようになりますので是非ご覧ください!
※文中、折本里香と表記してしまっていますが、正しくは祈本里香です!すみません!
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呪術廻戦の祈本里香って誰?何者?その悲しい生い立ちを解説!
折本里香は呪術廻戦の前日譚である呪術廻戦0巻『東京都立呪術高等専門学校』に登場するヒロインキャラクターです。
ヒロイン。と言えば聞こえは良いですが、実は折本里香は作中ではすでに亡くなっていて、しかも主人公である乙骨憂太に怨霊として憑りついています。
主人公である乙骨憂太についてはこちら。
折本里香はなぜ亡くなってしまったかというと、それは小さい頃に乙骨憂太の目の前で交通事故に遭ってしまったからです。
しかも幼い二人は交通事故に遭う前に結婚の約束をし、折本里香は乙骨憂太へ指輪までプレゼントしていました。
それが起因となったのか、そこから折本里香は乙骨憂太に憑りつく事となりました。
短過ぎる人生を終えて折本里香の怨霊人生が始まります。
以上が折本里香の生い立ちです。
あっという間に本題が終わってしまいました・・・。
しかし、ここから新しい怨霊としての折本里香の人生が始まります。
祈本里香は呪術廻戦内で最強の特級過呪怨霊「呪いの女王」になる
主人公である乙骨憂太が高校1年生になると折本里香も特級過呪怨霊として、並みの呪術師では歯が立たないほどとなっていました。
怨霊となった折本里香は乙骨憂太に近づく女性や、彼に危害を加えてくる相手を許さない暴走気味な怨霊です。
そして案の定、折本里香は乙骨憂太をいじめていた悪ガキたちを半殺しにしてしまいます。
この事態にショックを受けた乙骨憂太は一度は秘匿死刑という呪術界の決まりに従って折本里香ごと死を選ぼうとしますが、これは呪術界最強の男こと五条悟に諭され思いとどまり、呪術高等へ入学する事を決めました。
しかし、この時すでに折本里香はほぼ無尽蔵ともいえる呪力を兼ね備えています。
その危険度は完全に顕現してしまった場合、最悪のケースで町一つが消滅してしまうほどと言われているのです。
呪術高専へ入学して折本里香の呪いを解く目標を持った乙骨憂太でしたが、「呪いの女王」こと折本里香を狙って呪詛師の夏油傑の魔の手も迫っていました。
まさに二人にとっては前途多難です。
呪術廻戦0巻は祈本里香と乙骨憂太の純愛物語です。
折本里香は死後ただひたすらに愛ゆえに乙骨憂太に憑りついていたのだと思います。
それに対して乙骨憂太は呪術高専へ入学するまでは折本里香とどう向き合えばいいか分からない状態でしたが、徐々に戦いなどを通して二人は向き合い始めます。
そして、夏油傑が起こした「百鬼夜行」において折本里香と乙骨憂太は真の力を発揮し始めます。
まずは底なしの呪力を使った無条件の術式模倣を二人はやってのけます。
本来、術式は固有のものであり、しかも作中において折本里香と乙骨憂太が模倣したのはコピーが困難なはずの狗巻棘が使用する「呪言」。
これを事も無げにやってしまう様子に夏油傑はますます折本里香を欲しがります。
他にも二人は本編作中内においても扱える呪術師が少ない「反転術式」という体を治癒させる術式を3人同時に成功させます。
この時、負傷した禪院真希に女としての嫉妬を発揮する折本里香ですが、これが見た目だけはびっくりするほどかわいくありません・・・!
動機と行動はかわいいのに・・・非常に惜しい!
そして、ついに夏油と直接対決となった時は乙骨憂太が愛をささやいてキスをし、自分を折本里香へ生贄に差し出した事で底なしの呪力を彼女は差し出します。
本当にうれしがっている様子が本編内でもしっかり描かれているのですが、本来行動とセリフは絶対かわいいはずなのに、怨霊であるためにぬぐい切れない怖さがあります・・・。
しかし、そこが呪術廻戦の良いところであるもの間違いありません。
間違いありませんが・・・そろそろかわいい折本里香見れてもいいんじゃないかとこの当時は思いました。
リミッターを外したことで真っ向勝負で夏油傑を撃退した折本里香と乙骨憂太。
そして、乙骨憂太は自分を差し出し折本里香の物になるはずでしたが・・・。
呪術廻戦0巻名言「愛ほど歪んだ呪いはないよ」
なんと覚悟を決めた乙骨憂太の前で、折本里香の怨霊姿が泥のように崩れ、少女の姿をした折本里香が現れました。
五条悟の説明によると実は折本里香が乙骨憂太を呪っていたのではなく、離れたくないという乙骨憂太の愛が折本里香を呪っていた事が判明します。
そして、乙骨憂太が折本里香へすべてを差し出した事で主従契約が崩れ折本里香は元の姿に戻ることが出来たのでした。
自分の所業に落ち込む乙骨憂太ですがそれを少女の姿ながら折本里香は優しく慰め、感謝の言葉と生きていたころより幸せだったと言い遺して成仏していきました。
何よりも呪術廻戦0巻でパワーワードを放ったのは五条悟で「愛ほど歪んだ呪いはないよ」という様々な意味がこもった言葉を乙骨憂太へ投げかけていたのでした。
まとめ「呪術廻戦の祈本里香って誰?何者?その悲しい生い立ちを解説!」
最後に折本里香についてもう一度まとめます。
・ヒロインだけど既に亡くなっていて乙骨憂太に憑りついている。
・特級過呪怨霊という規格外の怨霊になっており、その危険性は町一つ消滅させるほど。
・乙骨憂太に近づく女性や、彼に危害を加えようとする奴は許さないし嫉妬深い一面も。
・乙骨憂太を呪っていると思われていたが実は乙骨憂太から呪われ縛られていた。
・最期は感謝の言葉と共に乙骨憂太の心を救済しながら成仏した。
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